ヨーロッパ旅日記「スロヴェニア」NO6
「ボヒーニ湖」からブレッド湖へ
小さな郵便局と赤い公衆電話があるところ、そして小さなスーパーマーケットがあるところで、自由時間になる。
この近くにスロベニア最高峰のトリグラフ山(2864m)を登頂した4人の登山家の銅像がある。
雨は相変わらずしとしと降っているが、それが幻想的な風景を作り出して、登山家達の偉業を想像させてくれる。
この辺りのポストは黄色だ。
郵便局にスロベニアの可愛いお土産やポストカードも売っている。
準備の良い仲間は自分宛のシールを作ってきていてここの消印が欲しいといって、切手を買い絵はがきを日本へ出していた。
(なるほどそういう手があったか!)
公衆電話はTELEFONがELEFONになっていて、思わず「くすっと!」と笑ってしまった。
そしてまたバスに乗る。
雨のためバスの窓からの景色ははっきりしないが、添乗員さんのガイドの内容で大体はわかる。
ブレッド湖への道は狭いが、次々展開してゆく景色は素晴らしい。
そして途中の
「これぞスロベニアの景色」
というところで写真ストップがあった。
リンゴの花々が咲き、教会が静かに存在し、
昔から使われているコゾレット
(収穫した麦や干し草を掛けて乾かすのに用いる木のはしご)、
緑の丘にひっそりと佇む野のキリスト像。
まるで絵画の風景が目のまえにあった。
また一路サヴァ渓谷を走りいよいよ目的地へ
「ブレッド湖」
「アルプスの瞳」と称されるこの湖の景観は、17世紀から既にリゾート地として人々を魅了していた。
ガイドブックによれば(絵のように美しい。
この使い古された表現が陳腐に響かず、説得力を持って迫ってくる場所の一つがブレッド湖である)
とあるが、残念ながら今日は望めそうにもない。
ここには2つの見所があるそうだ。
その一つが「聖母マリア被昇天教会」
ブレッド湖のシンボルともいえる。
もう一つは後から行くブレッド城だる
手漕ぎボートに乗って湖を渡る。
このボートの漕ぎ手は職業を守るため地元の青年しか許されていない。
爽やかな青年がオールを上手く操り、イラさんと話しながら漕いでいる。
今はホテルになっている「チトー大統領の元別荘」だった白い建物を見て、湖に浮かぶ唯一の島に降りる。
そして99段の石段を登り頂上にある「聖母マリア被昇天教会」へ。
この教会は土、日になると結婚式が多く、男性は妻になる女性を抱いてこの99段の階段を上がらねばならない。
立派に上れれば、終生幸せな夫婦になれるという言い伝えがあるそうだ。
昔から今も、男性は歯を くいしばって上るそうである。
「聖母被昇天教会」
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href="http://0628.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/07/22/dsc_0656.jpg">
この教会は8~9世紀に出来て17世紀に現在の白い塔を持つバロック様式の教会へと改築された。
1800年代から絵葉書の定番となりスロベニアを代表し、ブレッドこのシンボルとなって来た。
鐘を鳴らすと幸せになれ、願いが叶うという鐘楼は、1534年に建てられた。
もちろん結婚式でも鳴らすのである。
私も、そして2人の娘を持つ運転手のグラチアードさんも鳴らした。
教会内の祭壇には聖母マリア像が祭られている。
フレスコ画も美しい。パイプオルガンもミサの時は演奏される。
小さいが綺麗な教会である。
そしてまた、手漕ぎボートに乗って湖畔に帰り、レストランで昼食をとった。
メニューはマスのグリルで、赤ワインとよく合っていた。
いよいよ、メインのブレッド城へ向かった。 つづく
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コメント
アコママさん、すてきな旅の記録、とても楽しませていただいておりますよ。この国の産業・・・なるほど家畜の放牧と観光業だったのですね。美しい緑は牧草地。
Bled湖はいただいた絵葉書の周囲がよくわかりました。ほんとうにきれいなところですね。鐘をついているあなたの姿もみのがしませんでしたよ。サラが歌っているのかな?BGもすてきでした。ありがとう!!!
投稿: Non | 2010年7月22日 (木) 23時33分
このような美しいところが何回も戦場になったなんて信じられません。
人々は今は平安を守り、勤勉に生活してこの自然を守っているのでしょう。
再び訪れる事のないところだとは思いますが、本当に心が安らぐところでした。

投稿: アコママ | 2010年7月28日 (水) 14時03分